
エリア | 東京都目黒区(不動前エリア) |
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家族構成 | ご夫婦+お子様二人 |
年齢 | 40代 |
プラン | 3LDK→2LDK+3S |
面積 | 73.46㎡(壁芯) |
構造 | RC造 |
所在階 | 4階建の3階 |
主採光 | 東/北 |
建築竣工年 | 2003年1月 |
不動産購入 | 2019年9月(築16年時) |
リノベ完成 | 2020年3月 |
権利 | 所有権 |
工事費用 | 1009万円 |
プロデュース | スマサガ不動産 |
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設計 | スマサガ不動産 |
施工 | きこりたち |
写真 | 平林克己 |
不動前I |
二度目の家づくりだからこそ実現できた住まい |
居住エリアも家も、全てが気に入っていた住まいで暮らしを楽しんでいたIさんご夫婦。レコード会社で音楽プロデューサーをしている夫のダイさんと妻のジュンコさんは、お子さんの成長を機に、設計から関わった思い入れのある持ち家からの引っ越しを検討することに。お二人にとって二度目となった住まい探しと家づくりのプロセスをご紹介します。

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お気に入りのコーポラティブハウスから住み替えへ
不動前エリアで4人家族で暮らしていたIさんご家族。お子さん2人が大きくなってきて、そろそろ子供たちのプライバシーも確保してあげたいという思いから住み替えを検討し始めていました。その時に住んでいた家は、居住希望者同士で組合をつくり、それぞれが事業主となって建物の企画・建築を行う「コーポラティブハウス」と呼ばれる集合住宅でした。お部屋はもちろん建物を作る段階からみんなで相談しあいながら自分たちらしい住まいを作り、愛着のある住まいでの暮らしを楽しんでしたお二人は、住み替え先の住まいにも自然とリノベーションという選択肢を選んだといいます。
色々なリノベ会社を検討する中でスマサガを選んだのは、webサイトの記事が印象的だったからだそう。
「 僕、スマサガのホームページに書かれている文章が大好きで。業界に革命を起こしていく、という内容に共感しました。慣習を壊していく、刷新していくという精神はどの業界でも大事だよなと。相談しに行ったときも、ちょうどいい距離感で親身になってくれる感じも稀有に感じて、スマサガさんにお願いしたいと思いました」(ダイさん)
以前住んでいた不動前の街をジュンコさんが気に入っていたこともあり、子供たちのためにも同じ学区内で探してみたところ、ちょうどいい物件が見つかりました。以前住んでいたコーポラティブハウスとも目と鼻の先の距離でした。
「慣れ親しんだ街という立地条件ももちろん良かったのですが、風が抜ける感じや、開けていてこもらない感じもとても好印象の物件でした。以前の住まいととても近かったこともあり、マンションの管理人の方とも顔見知りで、良くしてくださる方だったというのもこの物件に決めたポイントでした」(ジュンコさん)
「家族のプライバシーを確保できる間取りにする最低限の広さがあったことと。あとは、奥さんが基本的に家にいるので居心地の良さは譲れないポイントだったのですが、そこが良かったのも決め手になりましたね」(ダイさん)
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愛着をもった1軒目の家を次の人に引き継ぐ
最初に紹介した通り、自分たちでつくった1軒目の住まい、コーポラティブハウスがとてもお気に入りだったお二人。今回、住み替えにあたってその大好きな住まいを手放すことになりました。
「 自分たちのあとに住んでくださる方は、もちろん好きなように住んでいただいて構わないと思っていたのですが、運がいいことに、あの家をとても気に入ってくれた方が買ってくれたんです。 僕ら、10年住んで、めちゃくちゃ愛着のある大好きなおうちだったので。それくらいちゃんと価値があるものだって思っていたし、きっと気に入ってくれる人が見つかるはずだと思っていたので、本当にそういう方が見つかって良かったなと思います」(ダイさん)
「本当に良かったと思いました。一言くらいしか交わしていないんですが、こういう方に住んでもらえたらいいなと思った方から”買いたい”と言っていただけたのが嬉しくて。私たちが愛着を持って暮らしていた家を素敵に使ってくれそうです」(ジュンコさん)。
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前回の経験から見えた、自分たちの住まいに必要なこと
無事に決まり、いよいよリノベーションプランへ。今回は2度目の家づくりとなるIさん。最初のコーポラティブハウスを作ったときの感覚があるので、今回の家づくりにはその経験もうまく活かしていきたいと考えていたと言います。
「一度目の家づくりは、やりたいことがあり過ぎて、色々な要素を詰め込んでしまい、前のめりな感じで進めてしまったかもしれない。今回のリノベーションでも同じように進めていたら、おそらくあと数百万くらいかかってしまったかもしれないです」(ダイさん)前回に比べて大きく変わったのは「そのときの自分たちのフェーズに合わせて理想の家は変わっていく」ということを実感したこと。それを念頭に置きながら、うまく力を抜いて住まいづくりを進めることができたそうです。
「将来、例えば10年経ったら、きっと子どもたちも家を出てくだろうと思いますし、それまでの時間を気持ち良く過ごせればいいという気持ちもどこかに持ちながらプランを考えました」(ダイさん)
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2軒目の家づくりでこだわった点とは
「家のどこにいても、家族みんなの気配を感じられるということは意識しました」とダイさん。確かに、キッチンとリビング、子ども部屋とゾーンは分かれていても壁は設けず、お互いの気配を感じられるようになっているのはI邸の大きな特徴といえそう。
「“廊下はいらない”というテーマもありました。限られたスペースで、なんで廊下が必要なんだろうと以前から思っていました。」と語るとおり、実際、純粋に廊下だけの空間はありません。廊下といえるスペースは、廊下兼キッチン、廊下兼子ども用のデスクスペースとするなど、無駄がないように作られています。
料理も好きだという二人は、キッチンにもこだわりがあったそうです。
「スマサガの設計スタッフさんには以前の家のキッチンを参考にしてもらいました。食器を入れる引き出しの深さや高さまでしっかり見てもらって、手持ちの食器がきちんと収まるサイズにしてもらいました。今の家でも見えるところにはものを置きたくなかったのでごちゃごちゃしないように。キッチンの配置なども割と以前の家に近い設計プランにしてもらいました」(ジュンコさん)お部屋の印象に直結する壁もかなりこだわって考えたポイントでした。前の家はコンクリートの壁だったので「最初は壁紙ってどうなんだろうと思っていた」というジュンコさんでしたが、あちこちのショールームを見に行って、しっくりとくる素敵な壁紙を見つけることができました。
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家づくりのプロジェクトは仕事にも通じる
今回、I邸を担当したスマサガ設計スタッフは二人。デザインこだわりや細かい工夫が得意なベテランのスタッフと、きめ細やかで穏やかなタイプのスタッフの組合せでした。
「ベテランの設計デザイナーの方はさすがで、質問すると何でもすべて理路整然と答えてくれて心強かったです。一方、答えを求めてなくてただ聞いてほしい時は、もう一人のスタッフの方がまず話を聞いてくれて、そして丁寧に返してくれる。少し遠回りになっても、お二人がちゃんと向き合ってくれたのがすごくありがたかったです」(ダイさん)
スマサガのリノベは、パッケージ的なベースがあるわけではなく、クライアントさんとゼロベースから一緒に考えながら、様々な可能性を探って一つひとつ決めていきます。家づくりの進め方を振り返ると、ご自身のお仕事が重なったと言います。
「僕は普段レコード会社で仕事をしていて、ミュージシャンとやりとりをすることがよくあります。こちらはスタッフとしての経験上、アーティストに対して、それをやりたいんだったらこうしたほうがいいよと先回りして言ってしまうことがあって。それでスムーズに進んでいくパターンと、一緒に本音をぶつけあいながらやっていくパターンがあります。面白いものができるのは後者だったりするんです。前者だと僕の知ってる範囲で終わっちゃうので。。。今回、後者のような対応をしてくださったスマサガさんと一緒にできてよかったです」(ダイさん)
家づくりのプランをする上で、好きなことや嫌いなこと、気になることや違和感、日常生活のリズム・・・たくさんの対話を重ねる中で、一つひとつの要素を引き出して検討しながら、今の暮らしにフィットした家づくりができたら。
将来のことを見据えながらも縛られ過ぎない、家族それぞれが居心地のいい住まい。10年後のI邸がどうなっているのか、今から楽しみです。
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