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スマサガ不動産

中古マンション購入 / リノベーション /
奴隷解放革命!住まい探しで資産を創る

DATA

エリア 東京都中野区(中野エリア)
家族構成 夫婦+お子様
年齢 30代
プラン 1LDK+S→メゾネット1LDK
面積 52㎡(壁芯)
構造 RC構造(壁式)
所在階 8階建の2階
主採光 東/北/西
建築竣工年 1997年2月
不動産購入 2018年12月(築21年時)
リノベ完成 2019年5月
権利 所有権
物件価格 3580万円
工事費用 680万円(設計料・税込)

CREDIT

プロデュース スマサガ不動産
設計 スマサガ不動産
施工 杢る
写真 平林克己

中野T
リノベー
ション

中野が、好きで好きで好きすぎる

住まい探しにおいて「どの街で暮らすか」は、誰もが直面するテーマ。今回は「自分たちが好きな街で家を買いたい!」という気持ちがひときわ強く、大好きな中野で住まいを手に入れたTさんご夫妻のストーリーです。取材に伺った際も、お二人の幸せそうな雰囲気が強く伝わってきました。譲れないポイントがハッキリしていれば、何を手放していいのかも自然と見えてくる。そんなことを具体的に感じさせてくれるストーリーです。

 

PHOTO GALLERY

面積 52㎡(壁芯)
構造 RC構造(壁式)
主採光 東/北/西
    BEFORE
    UNDER RENOVATION
    After
    LIFE STYLE

STORY

  • 大好きな中野で住まいを探す

     JR中野駅は新宿から中央線快速で4分。

    Tさんのお住まいは、JR中野駅から歩いて約15分。以前の賃貸の住まいも中野で、中野近辺に絞って物件探しをしていたそう。
    「元々は私が一人暮らしで中野に住んでいて。中野が好きで、新宿に近いわりにごちゃっとしている感じも好きで、結婚してから早稲田に住んでいた夫を中野に呼び寄せました(笑)」(妻・カズエさん)

    もともと中央線が好きだったというカズエさんは、街をぶらぶらするのが好きで、ブロードウェイの雑多な感じも好きだったそう。飲み屋街の1本入った通りなどの雰囲気も気に入っていたといいます。一方、夫のヨウヘイさんは、中野で好きな場所は平和の森公園。お子さんをよく連れていくのだと話してくれました。

    実際の物件探しでは、中野を軸にしつつ同じ中央線の荻窪や西荻窪、吉祥寺も考えていたそうですが、お二人が勤める会社が新宿近辺で帰宅も遅い仕事だったこともあり、新宿に近くてタクシーや自転車でも帰りやすい中野を選んだそうです。

    サンモールは、駅の北口広場から延びる224mのアーケード街。終着点は、オタクの聖地「中野ブロードウェイ」。

    先輩がリノベーションをしたマンションに住んでいて魅力を感じ、最初からリノベすることが視野に入っていたお二人でしたが、リノベ済み物件も含めて検討していたそう。

    「リノベ済みって大体きれいに整えられてますよね。でも、いろんな物件を見るなかで、この感じは違うよな、テイストが好みじゃないよな、みたいな感じがどの物件にもあったんです。それならリノベ前の物件を買ってリノベしたい、自分たちのやりたいようにしたいと思うようになりました」(カズエさん)

    中野の繁華街を少し外れると空気が変わる。

  • 「2人暮らしだと70㎡くらいは必要」は本当か

    「広さに関しては、最初は70㎡くらいは欲しいよねと思っていました。でもスマサガさんのオープンハウスで50㎡くらいのお宅を見学して、十分いい感じに住めるんだなというので、これだったら50㎡くらいでもありなのかなと思いました」(カズエさん)

    コンパクトな空間を有効に活用。

    当初は、ゲストルーム兼書斎の部屋なども欲しい気持ちもあったそうですが、物件を再び内見した際にスマサガの設計チームと話し合って『月に何回、年に何回しか使わないスペースにコストをかけるべきか?』というテーマの話になったとか。
    「確かに!!そこに金払うんか!みたいな気分になりました(笑)」(カズエさん)

    最終的に、身の丈に合った予算で大好きな街だった中野に住むことを最優先して、部屋は狭くていいしゲストルームもいらないよね、という決断に至ったといいます。

  • 狭小な空間でキッチンとリビングを開放的にする方法

    キッチンを対面式から壁付けにすることで、リビング空間を広く使えるようになった。

    リノベ前は対面式のカウンターキッチンで、そのせいでリビングがとても狭かったお部屋でした。その様子を見て、もうちょっと広々と使いたいなと感じていたお二人。ずっと家にいてもしんどくならない空間にしたかったといいます。

    「文字情報だけで見ると、対面式って魅力に感じちゃうんですよね・・・私もそうでした。でも何軒も内見しているうちに壁付けキッチンも見て、結果的にリビングが広くなるし、これもありかなって思いはじめました。空間も限られているし、壁付けにしちゃおうということになって、オーダーでつくってもらいました」(カズエさん)

  • 予算の制限があるから、本当に譲れないポイントが明確になる

    リビング入り口の扉はオリジナルのデザインで製作。

    「最初は、玄関も全部作り変えたいと思っていました。窓際のカウンター窓枠とかも全部やり直したいと思っていましたね」(カズエさん)

    リノベーション予算は500万円を基準に、スマサガの設計担当と話し合いながら設計の過程で調整していこうと考えていました。でも途中であきらめきれないことが色々と出てくるかもしれないと感じていたそう。

    そこで、後悔しないためにいったんやりたいことを全部盛り込んだ設計をしてもらうと、最初に出てきた見積もりは1000万円をオーバーすることに。。でも、これはあえて”見積もってみた結果”と冷静に見ながら「本当にこれって大事なの?」という禅問答をしながら、ここから要素を削り込んでコストダウンを模索していきました。まさに断捨離のようなプロセス。

    この時に、スマサガの設計者を交えて行った対話がお二人のこれからの暮らしにとって本当に大切なことを見極める、貴重な体験になったのかもしれません。

  • やりたいことを削っていくのはつらいこと?

    予算が限られているなかで、シンプルながら最高の使い勝手のキッチンになるように、設計スタッフと検討を重ねた。

    「最初は扉もたくさん付けたいと考えていたんです。埃とか嫌いだし、なるべく家事は楽したいから収納も扉で全部閉めたいと思っていたのですが、本当に必要かなと考えた結果、トイレとリビング以外の扉はなくしてしまいました。洗面とか違和感ないですもんね。扉、なくて良かったと思います」(カズエさん)

    扉をできるだけ少なくするために空間の仕切りも一切つくらず、天井の高さを変えたり場所のつなげ方を工夫することに。緩やかにゾーン分けができて、フレキシブルな使い方がしやすい間取りを提案しました。そうすることで、将来にお部屋を変えたいと思った時にも計画しやすくなります。

    「もともとがメゾネットだったので、上下階で自然に空間の仕分けができることも、このコンセプトでうまく設計がまとまった理由です」
    (スマサガ設計担当)

    下の階には、ベッドルームと収納があり、上の階と役割を分けている。

    全部無くした扉とは逆に、どうしてもあったほうがいいと思ったところはあったのでしょうか。

    「水回りは絶対変えたいと思ってました。お風呂、洗面、トイレを新しく変えたかったので、そこは譲らなかった点ですね。死守したかった(笑)」(カズエさん)

    ヨウヘイさんは、リビングと階段をつなげるかわいい窓がお気に入りポイント。メゾネットの階段を上り下りするときに、この窓からコミュニケーションができるようになっています。

    「イメージですが、上のお部屋から寝室がある下の階に向かって『おはよう』っていう、そういうやりとりができたらいいなと思いました。つけて良かったなと思います」(ヨウヘイさん)

    そして、予算の上限があるからこそ、より考えられた空間になっている気がしたというお二人。
    「削っていくのは、つらいというよりもクリエイティブな行為なのかなと思いました」(カズエさん)

    閉塞感のある階段ホールに自然光と風が取り込めるように、リビングと階段を小窓(写真左)でつなげました。

  • 住みはじめて1年半くらいですが、実際いかがですか?

    社会的にはちょうどコロナ禍。家で過ごす時間が多い時期でした。

    「基本的にはめちゃくちゃ住心地が良いです。この家じゃなかったらステイホームできなかったと思います。本当に居心地が良くて、ずっといられます」(カズエさん)

    「ここがマンションの中だということを忘れてしまうくらいで。戸建てかなっていう感覚になることもあります」(ヨウヘイさん)

    最後にこれからリノベーションをしたいと思っている方にアドバイスがあればお願いします!

    「私たちは、スマサガさんが手掛けたお宅も含め、色々なお部屋を見たのですが、もし可能であれば、いろいろなお部屋を見せてもらうのがおすすめかなと。そして、雑誌を見ながらとかでもいいと思うんですけど、設計士さんとか自分以外の人の意見を聞くことで、自分の中の常識が破られると、住まいづくりがさらに楽しくなるんじゃないかなと思います」(カズエさん)

    大好きな街に住む。幸せに暮らせる条件は人それぞれだと思いますが、それが何か?を発見するのもまた楽しく、人生が少し変わるプロセスになるのかもしれませんね。

    「中野が好きで好きすぎる」中野Tリノベーション(取材 2020/11/16)

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