今回のオープンハウスは、乃木坂に住んでいるクライアントの家に伺い開催しました。今回の部屋は間取りが面白い。その面白さと部屋に高低差を付けることで表情が変わる楽しさを感じることが出来る。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

オープンハウスの内容は、そこに実際に住んでいるクライアントと設計したスタッフによる購入までの経緯と住まうまでの話。さらに設計したスタッフから設計ポイントを聴きながらの部屋の内見。その後は自由にクライアントやスタッフに話を聞く時間を設ける形で行っている。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

今回の住まいは、今後の売却を視野に入れていることもあり、そんな話をするところから始まった。

段差を意図的に設けることで、空間にアクセントが付き、それがいる場所で風景を変える今回の住まい。変えることが出来ないベーシックなものは活かしつつ、間仕切りがほとんどない1ルームになっているため、回遊性も高くかつ抜け感のある部屋に、初めてこの部屋を訪れた参加者は皆好奇心を前面に出しながら見学をしていた。

住まいは最上階と言ってしまいたくなる部屋だ。なぜかと言えば、もう一つ上の階もあるが、この家は突端にあるので真上に部屋がない。しかもバルコニーには軒がないため、外に出ると非常に空が高く、気持ちが良い雰囲気を作り出していた。

参加した多くが気になるポイントだったのがお風呂。カーテンだけで仕切られているその佇まいに、クライアントに矢継ぎ早に質問する参加者が多かった。

「全く寒くないし、お風呂に入りながら会話することが楽しい」というクライアントのコメントに、皆納得の表情だった。
フローリングを剥がしたあと、コンクリートをそのままにしている床も非常に面白かった。夏は涼しくて気持ちいいが、冬は寒いらしく実際たしかに少し寒さを感じた。そういった仕様に出来るかどうかは、マンションによっても対応が異なるんだそうだ。

キッチンスペースもいかにもキッチンキッチンした雰囲気を可能な限りなくすため、木の天板を増やすことで、よりリビングのテーブルに近い雰囲気を出すことにつながった。実際にも使い勝手がよい作業スペースになっているようだ。

部屋の内見が終わった後は、自由時間として、参加者それぞれがスタッフや施主さんに各々の疑問点等をぶつけて、見識を深めていた。今回も内見をメインにした非常にコンパクトな開催だったけれど、コンパクトさ以上に中身があるオープンハウスの開催となった。

スマサガ不動産では、誰でもどんな方でも気軽に参加できるオープンハウスをこれからも企画していきます。