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今回のオープンハウスは、荏原町に住んでいるクライアントの家に伺い開催しました。何よりもその部屋の中は全く見たことのない光景でした。
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オープンハウスの内容は、そこに実際に住んでいるクライアントと設計したスタッフによる購入までの経緯と住まうまでの話。さらに設計したスタッフから設計ポイントを聴きながらの部屋の内見。その後は自由にクライアントやスタッフに話を聞く時間を設ける形で行っている。
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今回の住まいはまず土足で入るスタイルにびっくりした。それはクライアント曰く”サザエさん的なコンセプト”ということで、要は何か忘れ物をした際、慌てて帰って来て靴を脱ぐ行為を出来るだけ減らしたい思いが反映されていた。
さらにびっくりしたのが風呂場。周りに間仕切りが何もない。一見それは無謀なように見えるが、意外と快適な住まいになっているそうだ。風呂にお湯を張ることで加湿器代わりにもなるらしい。
部屋の中央には、スマサガ不動産でもいくつか事例のあるテーブルと一体化したキッチンが鎮座していて、少し無機質でシックに見える部屋の中でアクセントを出している。いつか料理教室のようなことがしたいと計画していたので、キッチンは広めになっている。ホームパーティーもよく開いているそうだ。ただ使い始めて気付いた点としてガス台が使いづらかったのが誤算だったらしい。
さらに住み始めた当初はなかったアレクサによる電灯の制御など、まずは作り込みすぎず、あとから必要なものを足していきたいクライアントの意向がしっかり部屋に反映されていた。
一見すると土足で入れるし風呂場は囲われていないし、奇抜なような見える部屋だが、実際にクライアントの話をじっくり聞くと、理にかなった意思が反映されている機能的な住まいだった。
ここから分かるのは、何がその人にとって住みやすい、住みたい住まいなのかを真摯に考えていることが分かる。そうでないとこのような形での住まいは決して実現出来ないはずだ。
蛇足だが、内見中クライアントが飼っているネコが非常に可愛い佇まいで、部屋の中を気持ちよさそうに動き回っていたのも印象的だった。
部屋の内見が終わった後は、自由時間として、参加者それぞれがスタッフや施主さんに各々の疑問点等をぶつけて、見識を深めていた。
スマサガ不動産では、誰でもどんな方でも気軽に参加できるオープンハウスをこれからも企画していきます。