「いずれは東京を離れ、田舎に住むかも」と話すSさん。まだ20代のSさんには、“楽しく過ごせる家を、あまりお金をかけずに手に入れたい”という、シンプルで明確なビジョンがもともとありました。
しかし、住まい購入を検討し始めた当初、Sさんは新築希望でした。そして、70㎡以上、3LDK、出来れば都心に近い場所、という条件が、自分たちには絶対に必要だと思っていたのです。ところが、その条件で、不動産屋さんをまわって相談してみたのですが、どこに行っても「あなたの条件じゃ、一生住まいなんて買えないよ」と冷たくあしらわれ続け、「条件と予算を考えると、このあたりまで離れなきゃないですよ」と、郊外立地の物件ばかりを勧められていたそうです...
結果、なかなか魅力的な物件に出会えないでいました。
さすがに疲れてしまい、もう購入するのはあきらめようかと考え始めていたころ...
たまたま、スマサガ不動産のWEBサイトで中古マンションをリノベーションして住むという選択肢を見つけたのです。
「これいいかも？」と思ったSさんは、実際にスマサガ不動産を訪問して、リノベーションのメリットや実例の説明を受けました。話を聞くうちに、その自由な発想の家づくりに魅力を感じたと同時に、新築に固執していた自分たちが、あまりに視野が狭かったと気付き、住まい探しの方針を大きく方向転換したということです。
そして、将来、賃貸しやすい超都心立地と手頃なサイズで、予算にも見合う、築43年の中古マンションを購入決断しました。それが、現在のSさんのお住まい。
「無理をして高い家を買って、"住宅ローンが大変"と言いながら暮らすのは嫌でした。この家は、物件価格とリノベーション費用合わせても、住宅ローンの返済額は、以前住んでいた賃貸の家賃とあまり変わりません。将来、地元に戻る可能性もなくはないのですが、その時は賃貸に出そうと考えています」。
「この家に住み始めて、以前よりもさらに余計なモノを持たないようになり、暮らしにも身軽さを感じています。僕ら世代の人にはぜひ、こういった”使える家”の買い方をして欲しいと思いますね」。
「あなたが、今もしも、住まい探しの真っ最中で、不動産会社をまわっているところであれば…
「自分らしいライフスタイルを実現するにはどうすればいいの？」
「資金計画はどう考えるのがベターなんだろう？」
「物件の価値を見極めるには、なにを気にしておけばいいの？」
…といった、住まい探しの流れの中で突き当たる疑問や不安に、ちゃんと向き合って、いっしょに考えて、
相談に乗ってくれる不動産会社に出会えない…と、お嘆きかもしれません。
そのときに出会った営業マンは、以下のような３つの特徴を備えていたことでしょう。
「デザインしない」
デザインのことはあまり興味がない。建築や建物のことも勉強したくない。そればかりか、自分で売り込んでいる物件の情報についての詳細を質問しても、しっかり答えてくれないことがある。というか、ちゃんと調べる気がありません（苦笑）。相手のライフスタイルに合わせて購入スキームをデザインするという思考はなく、買える人に買える物件を割り当てるという営業方針に徹している。
「対話しない」
お客さんの話はほとんど聞かずに、世間の平均的な価値観を持ち出して、あなたを枠にはめようとする。例えば、「みなさん、そうされてますよ」…等のフレーズ。 ちなみに、 責任回避のためか、具体的な意見を求められるのは苦手ですが、笑顔と人柄で契約が取れると考えているため、奥さまを喜ばせるための世間話が異常に上手い（苦笑）。
「サービス業の雰囲気をまとう情報屋さん」
不動産業（住まい探し）という仕事を、ユーザーの立場で思考するサービス業とは考えていない。彼らはあくまで、物件情報を流すだけの「情報屋」でしかありません。そして、お客さんにはひとまず、一刻も早く契約することを迫ります。契約の前にじっくり相談に乗ったり、詳細な情報を調べることは、出来るだけしたくないというのが、彼らの仕事の流儀になっています。
なんか、日本人って、子供の頃から不動産や住まいについて教育されたことがなくて、ついつい専門家として不動産屋さんを頼りにしたくはなるのですが、そういった立場にいる人の仕事観がこんなだなんて、ちょっとイタイ感じですよね？
なぜこんな仕事観をまとう業界になったのか？ それは、20世紀の日本では、戦後の高度経済成長期やバブル経済を経て、物件情報そのものに価値があると信じられる土壌があったからです。そして、実際に物件情報をコントロールするだけで儲けることが出来たりもしました。だから、業界内で情報の囲い込みをして、ユーザーに情報を隠せば隠すほどお金が儲かるという、レベルの低い発想に走る人が増えたんですね。
そして、この業界では、今でもそういう人たちが、まだまだ旧態依然の考えを変えずに業界の先輩として君臨しています。だから、後輩たちにも、ユーザー側に見せる情報を、出来るだけ会社の利益優先でコントロールするように、熱心に指導しているんですね。そういうやりかたで、売り主や買い主といったエンドユーザーたちの利益を差し置いて、仲介業者が優位に立って、契約をコントロールしているんです。残念ですが、今でも、それが取引慣習になってしまっています。
でも、そんな考えに固執していたら、ユーザーが幸せになれないばかりか、長期的には業界全体が淘汰されることになってしまいます。
スマサガ不動産は、そんな旧態依然の不動産業界へのアンチテーゼとして生まれました。
スマサガが大事にしている理念は以下の３つです。
「デザインする不動産会社」
やっぱり、人生にはデザインが必要だ。無味乾燥な人生はつまらないし、みんなが自分らしく、自分のライフスタイルを自分でデザインできる日本人にしていきたい。そのために、身近な住まいのデザインから始めていくのが一番良い。そのサポートをスマサガ不動産は思いっきり頑張る。ちなみに、ここでいうデザインっていうのは、ちょっと広義です。インテリアのデザインとかももちろんだけど、住まいを軸にしたライフデザインのことも含まれる。例えば、中古のリノベーションであれば、あなたの将来をより豊かにするためには、今どんな場所で、どんな物件を購入して、どんな内装にするのがベストなのか？と考え、購入スキームと投資バランスをデザインする。
「対話をする不動産会社」
あなたが今、住まい探しをしていて、一般的な不動産会社の営業スタイルに「ヒアリング力が低い…」と感じているのなら、一度、スマサガ不動産のスタッフと対話してみると良いかもしれません。まず、スマサガ不動産には営業マンという概念が存在しません。つまり、一般的な不動産会社とは立ち位置そのものが全く異なります。スマサガ不動産には、純粋に不動産と建築の専門家が集結しています。そして、あなたの住まい探しの基本方針を、あなたと対話しながら、いっしょに考えることから始めます。いわば、同じ地平に立ちながら同じ目標に向かって歩く、仲間をつくっているような感覚です。
「スマサガ体験（住まい探しの体験価値）してもらう」
これからのサービス業は、全てのジャンルで、体験型かつ、ユーザー参加型であるべきです。いっしょに考えて、いっしょに創りあげる。それでこそ、旧態依然の枠を超えて、本当の価値を分け合う世界に、みんなで突き抜けることが出来るんだと思う。それこそが、だれにとっても本当の満足であり、ユーザーが自分らしさと豊かさを最もバランスさせるための方法論である。
今の不動産業界には、これら、「デザイン×対話×スマサガ体験」の意識が、異常なほどに欠けているのです。
だからこそ、スマサガ不動産は、"「デザイン×対話×スマサガ体験（=住まい探しを体験として面白くする）」で、
住まいに自分らしさを表現できる日本にすること"を、テーマとして活動することにしました。
2013年現在、９９％の不動産会社は営業ノルマの達成を最優先にする社風であり、
毎月のノルマに追われています。結果として、効率的に物件情報をばらまいて、
いかに早く契約書のハンコを押してもらうか…ということに、熱心になるしかないんですね。
「デザイン×対話×スマサガ体験（=住まい探しの体験価値）」なんてまどろっこしいことには、
興味を持っているひまがないという現実！だから、そのための勉強もしたくない、知識も得たくない、
顧客にアドバイスもしたくないと...
でも、そんな仕事って面白いのだろうか？
そんな仕事って長続きするのだろうか？
そんな不動産業界が生き延びていけるのだろうか？
スマサガ不動産は、どれだけの業界人から、「おまえらバカだなー」と言われようと、かまわず、
「デザイン×対話×スマサガ体験」にこだわっていく。
そして、日本をもっともっとクリエイティブな環境にして、「住まいに自分らしさを表現できる
日本の住環境をクライアントとともにつくること」を、真剣な夢として語っていくのだ。
- 現在、日本の不動産業界の接客レベルというのは、僕たちユーザーの中では疑問を持つことすら出来ないほどイメージが固まっています。スマサガ不動産は本当に良い意味でその固まったイメージを裏切ってくれました。
- 人生をトータルでみるための知識や姿勢が変わっていく体験だった。
- 多分、家を買うっていうことが大きな買い物だと思い込みすぎているのが、僕らの年代（20代後半）だと思うんですね。そこに勇気をもらえた。
- “買います”というその日まで悩んでいて、その後も不安がいろいろあったけど、不動産知識にすごく詳しい友人といっしょに住まい探しをしている感じ。
- “こうしたい”っていうのを言葉にしたり考えたりする機会を、すごい与えてもらったと思うので、”受け身でいたくない”という感覚になった気がします。
- 業界をひっくりかえすようなサービスの考え方。
- 契約を取ることだけを優先する、よくある不動産屋さんの接客とは明らかに動き方が違います。
- 自分たちが住むところにこだわるっていうのは、すごく自然なこと。でも、こだわることってすごく大変なことでもあるってわかった。
- 自分の糧になるなというスタンスの人じゃないと、結構、ここは途中からまかせちゃいたいな...という気持ちになるかもしれないですね。
- 自分たちが着る服もちゃんと試着して悩むじゃないですか？それと同じ。
- 自分にそぐわない物件なら、はっきりとなぜ違うのかという話をしてくれましたし、おすすめ物件であってもデメリット部分をしっかり指摘してくれます。
- 家のことやってたんですけど、こうなんかひとつのことに対して考える、考え方みたいなのが、なんか変わったような気がします。例えば、「なんでやるのか？」とか、もっと深く考えるようになっていった。
- 僕のほうにも問いを投げかけてくれるので、こちら側もしっかり考え、勉強しなければいけないと自然に思えてしまいます。
- 買うことがゴールじゃなかった。リノベーションを経験すると、創った家にも愛着がわくけど、また次もやりたくなってくるので。
