ここまでで、どのような街に、どのような物件を買えば資産になるのかについて、
かなりわかってきたことと思います。
ここまでを完全に理解出来れば、
自分のライフスタイルや要望的な話になっても大きくぶれることはないでしょう。
「第三のM=マイプランを描く」にいってみましょう。
マイプラン(自分のライフプラン)を描くには3つの段階があります。
まず、「住まいの全体を俯瞰してみる」こと、「本物をみる」こと、
「購入計画を立てる」ことの3つの段階です。
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ここでの作業は、自分のライフスタイルを住まいの資産価値の上でどうやって展開させるかということになります。
ライフスタイルとかやりたい要望はいっぱいあると思います。自分は32歳で、結婚したばかりで、それで新居が欲しくて、子供は何人つくるのか、そして、 仕事での夢は、趣味は...、そうだ、趣味の音楽が楽しく聴ける部屋が良いな〜...、とか、まあ、いっぱい広がってきます。楽しいですね。
では、それを、どんどんノートに書き出してみてください。
とりあえず、最初に仮で設定した街の候補とか、資産価値の高い物件のことなどは多少忘れてしまってもかまいません。やりたいこと、要望だったこと、 好きな色とか、好きな旅行先とかも良いですね。マサガ不動産でも、そういうヒアリングをしばしば繰り返しながら、マインドマップにまとめて後からお客さんと いっしょに見返したりしています。
それで、最終的には、 そのノートに書かれた自分自身のライフスタイルを踏まえて、もう一度、街選びと資産価値の高い物件のことを考えてみてください。
一度考えたことですから、ある程度スムーズに考えられると思います。とにかく、全体を俯瞰してみて、
「街と歴史」「マンションの資産価値」「自分のライフスタイル」 の3つのMがちゃんとバランス良く溶け合っていることが大事です。本当は、コーチング的に、誰か他人に聞いてもらうカタチでやったほうが良いのですが、
自問自答してもある程度何かはつかめるはずです。 やりたいことの方向性が見えてくればOKです。 -
この段階では、実際に中古マンションの現物を見るということをやっていきます。
不動産会社に連絡を取って物件の内見をするのですが、やっぱり本物を見ることに勝る勉強はないですから、しっかりと目的を持って内見をするようにしてください。
実践的な物件価値の見抜き方を習得できるように、出来れば、専門家としての意見をしっかり持った担当者と物件チェックをしたいものです。
あとは、このWEBの事例を見て、物件購入のスキームをチェックしてみるのも良いと思います。街の選び方と物件価値のバランスの取り方も読み取ることが 出来れば学びになると思います。
また、オープンハウスでリノベーションの中身を見ることが出来るイベントに参加して、中古マンションがどこまで変化するのか現物を見て確認したり、 中古マンション選びをした施主の話を実際に聞いてみたりするのは、非常に参考になると思います。
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最後に、最終的な購入計画を決定していきます。
ここまでくると、全てのことがバランス良く見えてくると思います。【購入計画】
・住まい探しのビジョンの最終確認(街、物件、ライフプラン)
・行動スケジュールの作成
・資金計画
・ローン計画購入計画については、もし、リノベーションも絡めた計画を考るのであれば、物件価格とリノベーション費用を含めた資産価値の考え方が出来る不動産会社のパートナーを持てると心強いです。
あとは、ローンにリノベーション工事を絡めて考えてくれる業者かどうかも大事です。
一般の不動産仲介会社では、リノベーション計画と物件購入をいっしょに考えてくれないので、注意が必要です。物件を購入する前にリノベーションのラフプラン
(だいたいこういうことが出来るはずというレベルのプラン)と予算があると良い。↓ リノベーション費用の目安(70㎡の中古マンションの場合)
上っ面だけ見栄えをよくしたペナペナリフォーム(既存配管と下地を未交換、仕上げ素材と設備機器を安価に設定した場合)=300万円
上っ面の見栄えを良くし、配管も交換するリフォーム (既存配管を全交換、下地を未交換、仕上げ素材と設備機器を安価に設定した場合)=500万円
スケルトンにして間取りも大幅変更をするベーシックリフォーム (既存配管と下地を全交換、仕上げ素材と設備機器を安価に設定した場合)=700万円
スケルトンにして間取りも大幅変更し、内装もこだわるリフォーム (既存配管と下地を全交換、仕上げ素材と設備機器にある程度こだわりたい場合)=900万円
スケルトンにして間取りも大幅変更し、すべてを超こだわるリフォーム (既存配管と下地を全交換、仕上げ素材と設備機器、設計条件にこだわりがある場合)=1000万円以上
※以上は、あくまでも一般的なグレード感の枠にはめた目安の金額です。 スマサガ不動産では、資産価値を高めることを最優先に、 予算の組み方自体をあなたといっしょに考えていきます。また、一般的なグレード感の枠にはまらない、個性的な価値観のクリエイティブにも、積極的に対応しています。
ここまでわかれば、あとは行動してみてください。
実際、話だけではわかりにくかったことも、行動すればわかることもたくさんありますので...。住まい探しの成功をお祈りいたします。
スマサガ不動産は、ただ物件情報を紹介するだけの不動産仲介業者ではありません。
そして、かっこいいリフォームのデザインをするだけのリノベーション会社ではありません。
建築と不動産のプロ達が、本気で、正しい不動産仲介の理想型を追求して創った、
日本で唯一の中古マンションを購入するユーザーのためのコンサルティング会社です。
中古マンションの購入で一番大事なのは、物件選びや資金計画の段階です。
それなのに、あなたが一般の不動産会社に相談に行っても、
担当の営業マンは物件情報の紹介をするばかりで、
あなたの本当に知りたいことに答えてくれないことがほとんどです。
そうなると、あなたの住まい探しは、確率の低い宝くじを買うような結果になってしまいます。
ぜひ、スマサガ不動産にあなたの住まい創りの夢を伝えてください。
そして、身の丈に合って自分らしい、
豊かな暮らしをするための住まい購入戦略を一緒に考えてみませんか?
スマサガ不動産では、
3Mの法則のレクチャー、資金計画、物件調査のコンサルティングや
アドバイスを【実質無料】で行っています。
(実際の仲介が発生した場合のみ他社と同じく仲介手数料を頂きます)
完全成果報酬のため、コンサルティングサービスを途中で打ち切った場合、
一切の料金は頂きません。
中古マンションのリノベーションは、まだまだ、単なるおしゃれなリフォームと勘違いされています。しかし、「リノベーション=再生」が本質です。 中古マンションの価値を向上させるという目的がないと、デザインする意味がありません。
そこをユーザーのみなさんと共有することが出来れば、新しい「文化」としてのリノベーションを育てていけると思うのです。「商品」に成り下がった、 おしゃれなリノベーションには、僕は全く興味がありません。リノベーションはもっと「文化」的で骨太なものです。そして、信じられないほどリーズナブルで、だれでも参加できるものなのです。
文化的な人間にとっての住まいは、絶対的に、「資産性」がなければならないし、「自分らしさ」の表現手段でなければなりません。
これからの時代は、新築の35年ローンで鎖につながれ、牙を抜かれて、飼い慣らされたライフスタイルは流行りません。中古マンションを購入して、 リノベーションで身の丈に合ったライフスタイルを楽しみながら資産を持つ。そんな住まいの選択がこれからの主流になっていくはずです。
スマサガ不動産 城戸輝哉